丹波の兵庫陶芸美術館で開催されているフィンランド・グラスアート展に行ってきた。
グラスアート展は写真撮影可能で、同時開催のムーミンの方は写真撮影不可。以前、アルテックのアルヴァ・アアルト展に行った時は、基本的に撮影不可で、企画展示室以外の一室がフォトスポットになっていた。
デザイン好きやコレクター立場からすると、こういった資料価値のある展示で撮影できるのは本当に助かる。
アルヴァ・アアルトのデザインもそうだけど、フィンランドのグラスアートの巨匠、カイ・フランクやオイバ・トイッカは長らく続く北欧ブームの影響で主婦層に人気らしい。
平日の午前中は人が少なめで、鑑賞も撮影もしやすかった。ただ、こういうのが好きな人ばかり来ているせいか、お喋りな方が多かった印象がある。
奥さんと来ていた夫と思われる男性は、ずっと奥さんの解説を聞きながら「へー」と言っているのが部屋にこだましていて少し面白かった。こういうの好きじゃない人からすると地獄かもしれない。
アアルト・ベースの木枠の展示もあった。
タピオ・ヴィルカラのカンタレリ。今でもこの作品は市場で探すことは可能。それなりに高額です。
ポンポン・ベース?ポムポム・ベース? そんな可愛らしい名前がついているグラス。
売店でARABIAのヴィンテージ食器の販売もしてました。
ロビーの奥にオイバ・トイッカのバードが展示されていたけど、帰りに撮影するのを忘れていた。
丹波なので丹波焼。美術館の周辺にはたくさんの陶芸店があった。素人なので丹波焼や備前焼、信楽の区別がつかない。今回は店には入らなかったが、また来た時に丹波焼巡りでもしてみようかな。